◇「第9回大阪東ボーイズ大会」(11月8日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか) ◆中学生の部・1回戦 池田ボーイズ17-3大阪西・岸和田合同ボーイズ

 ダイヤモンドを駆け回った。池田は初回に敵失を絡めて2点先取。

なおも2死二、三塁で安田の打球を右翼手が捕球できず、三塁へ進んだ。「三塁打じゃなくてエラーでガッカリ。でも、チーム的には楽になった」と2得点を喜んだ。

 3回には2番からの4連打などで5得点。4回も初回に続く9人攻撃で得点を重ね、計17得点と爆発した。3回に中越え三塁打で打点を挙げた吉田主将は「チームの力は付いてきている」と自信を深めた。

 投げては先発・畔勝が2回無失点。「ストライクが先行し、球も伸びていて手応えを感じた」とリズムのいい投球で、打者6人を16球で料理した。3回は野上が2Kなどで3人斬り。計4投手で安打3本に抑えて、白星をつかんだ。

 2回戦は関西秋季大会出場の芦屋と対戦する。「大勝したからといって、気を緩めず、この後も練習して、緊張感を持たせる」と吉田。

好投の畔勝は「優勝するにはコントロールの精度を高めて、万全の状態に仕上げたい」と意識を高めた。

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