◆第56回明治神宮野球大会 ▽高校の部1回戦 山梨学院6―3帝京(14日・神宮)

 1回戦が行われ、3年ぶり2度目出場の山梨学院(関東地区)は帝京(東京地区)を6―3で破り、大会初勝利を挙げた。

 先発の左腕・木田倫太朗(2年)が2回に左越えソロを打たれて先制されたが、4回に追いついた。

その裏から左腕・檜垣瑠輝斗(2年)が登板したが、2失点で再びリードを許した。

 プロ注目の二刀流・菰田陽生主将(2年)は3番・三塁でスタメン出場。7回に中前適時打を放って1点差に迫った。3番手として6回からマウンドに立ち、1回1/3を無失点で抑えた。

 チームは1点を追う8回、2死満塁で1番・石井陽昇中堅手(2年)が走者一掃の二塁打を放って逆転に成功。9回は7番・光永惺音(れのん)捕手(1年)の二塁打で1点を追加した。

 山梨学院は初出場だった22年は、1回戦で英明(四国地区)に7―10で敗れている。

 背番号5の菰田は「エースナンバーは檜垣がつけていますが、5番には5番の役割がある。センバツに少しでもいい形でつなげられる大会にしたい。チームとして成長できればいいと思う」と先を見据えた。

編集部おすすめ