来季、J2降格が決定している新潟は14日、同日の取締役会において、中野幸夫代表取締役社長が2026年1月31日をもって退任し、野沢洋輔取締役営業本部長が、2026年2月1日より代表取締役社長に就任することを決議したことを発表した。

 野沢氏は現役時代に新潟などでプレーし、引退後の20年から新潟の営業部に所属し、今年4月から取締役営業本部長を務めていた。

クラブを通して「このたび、代表取締役を拝命し、身の引き締まる思いです。これまで支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、クラブのさらなる成長と新たな挑戦に全力で取り組んでまいります」とコメントした。

 また、中野社長もクラブを通して「2020年11月、3度目となる代表取締役に就任し、クラブ経営を進めてまいりましたが、今シーズンの成績不振において、そのすべての責任は私にございます。このたび、今年度末(2026年1月31日)をもって退任することを取締役会に申し出て、承認を得た次第でございます。

ホームやアウェイに関わらず、選手たちと共に戦ってくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン関連の方々、アルビレックス新潟を支えてくださるすべての方々から、これほどまでに大きな後押しをいただいたにも関わらず、来季はJ2で戦うという結果となってしまいました。この結果を真摯(し)に受け止めるとともに、大きな責任を痛感しております。大変申し訳ございません。

私に課されている使命は、今シーズンの最終戦までクラブ一丸となり、しっかりと戦い抜くということ、そして新しい体制へ速やかな移行を進めていくことだと考えております。これらを最後まで遂行してまいります。

重ねまして、アルビレックス新潟を応援してくださるすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございました」とコメントした。

 前日には6月から指揮を執る入江徹監督が、今シーズンをもって退任することが発表されていた。

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