俳優の草ナギ剛が14日、15日から東京・世田谷パブリックシアターで行われる主演舞台「シッダールタ」(12月27日まで)のゲネプロを行った。

 「車輪の下」などで知られるドイツのノーベル文学賞作家ヘルマン・ヘッセの小説を舞台化。

古代インドを舞台に、宗教家が悟りの境地に至るまでの姿を描いた物語で、草ナギは実在する宗教家で仏陀(ぶっだ)と同じ名前を持つ青年・シッダールタと、「現代を生きるヘッセ」に重なる男の2役を演じる。

 ゲネプロを終え「未知なる世界の扉が今まさに僕の心で開こうとしています。皆様が劇場に来てくれた瞬間にコンプリートされると思います」とファンの来場を心待ちに。「この何にも変えられない感覚だけど、もともと私たちが持っていて知っている感覚。是非皆さんと一緒に深く感じ合いましょう。あとは楽しむだけです!」と呼びかけた。

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