大相撲 ▽九州場所第6日(14日、福岡国際センター)

 東前頭4枚目・玉鷲(片男波)が大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を破って4勝目を挙げた。立ち合いで正面から当たるも大関の圧力に後退。

土俵際に詰められたが、左おっつけから「勝手に体が反応した」と軽やかに背後を取り、送り出して逆転。大関戦の白星に「うれしいですね。そんなに簡単にできることじゃないので」と笑顔を見せた。

 7日目は結び前の一番で横綱・豊昇龍(立浪)に挑む。今年7月の名古屋場所10日目には、同じ横綱の大の里から昭和以降で史上最年長となる金星を獲得している。16日に41歳となる大ベテランは「明日も自分の相撲を取っていきたい」と気合十分の表情だった。

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