惜しくも黒星デビューとなった注目の高額馬には、SNSで様々な反応が寄せられている。15日の東京6R・2歳新馬(芝1600メートル=14頭立て)は、単勝1・5倍の1番人気に推されたダノンプレサージュ(牝2歳、美浦・大竹正博厩舎、父サートゥルナーリア)が3着。

2023年のセレクトセール当歳部門で落札価格が2億円に達した素質馬がデビュー戦を白星で飾ることが出来なかった。

 パドックから少しテンションが高いように映ったが、ダミアン・レーン騎手とコンビを組んだダノンプレサージュは4番枠からスムーズに好スタートを切った。1000メートル通過は61秒1のスローペース。向こう正面で早くも2番手につけると直線入り口では先頭へ躍り出た。先行勢有利の流れで、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール寸前で外から猛追してきたマスターソアラ(1着)とシャニンガ(2着)の勢いに抵抗できず差された。自身は上がり33秒8の末脚を見せたが、勝ち馬マスターソアラは1秒も上回る32秒8の上がりを披露。勝ち時計は1分34秒8(良)。

 単勝1倍台で敗れた2億円ホースにSNSでは「次こそ…!」「我慢がちょっと足らなかった」「内の芝がちょっと悪い分の差かな」「見た目ほど強くなかったな」「気性かな」「差されるんかい!」「気性が心配」「次走一変するね」「これはキツイな」などのコメントが上がっている。

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