11月15日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル=10頭立て)は、2番人気のコレオシークエンス(牡2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父サートゥルナーリア)が、逃げ切って初陣を飾った。勝ちタイムは1分48秒7(良)。

 好スタートから二の脚もついて先頭に立つと、前半1000メートル62秒1のマイペースの逃げ。楽な手応えで最後の直線に向くとゴーサインにもしっかり反応し、後続に1馬身1/4差をつけて悠々とゴール板を駆け抜けた。戸崎圭太騎手は「感度が良くハミの取り方が強いところは成長して欲しいですが、いいものを持っていると思います」と素質を評価した。佐藤悠調教師は「無理して(ハナに)行ったわけじゃなくて、馬の後ろに入れるプランもありましたが、ゲートセンスのいい馬なので自分のリズムで運んで先頭に行きました。追い切りの感じからもどこまでも伸びていきそうでしたし、ポテンシャルを発揮してくれました」と振り返った。

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