阪神・下村海翔投手が15日、兵庫・西宮の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1450万円から減額制限に迫る24%ダウン(350万減)の1100万円でサインした(金額は推定)。

 23年ドラフト1位右腕。

昨年4月に受けたトミー・ジョン手術から復帰を目指した今季だったが、実戦登板はかなわなかった。「順調にいけば今年投げられるという見込みで進めていたので、投げられなかったことが悔しい」。8月にシート打撃を行っていたが「少し違和感があった」と明かし、来季の完全復活に照準を定めた。

 「球団からは『来年活躍するための1年目の手術だった』と前向きな言葉をかけてもらった。焦らずにできるだけ早い段階で」。アマ時代は、西武・武内、広島・常広ら東都7人衆の一角。来季こそ1軍マウンドに立つ。

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