大相撲九州場所7日目(15日・福岡国際センター)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭2枚目・若元春(荒汐)に上手投げに屈し、5敗目となった。過去12勝6敗と分がいい相手に、右四つから出て行ったが、土俵際で逆転の上手投げを食らい、手を付いた。

 苦しい土俵が続いている。先場所痛めた右膝の状態がよくないのか、前日の東前頭4枚目・玉鷲(片男波)戦でも、土俵際まで押し込んだが、左からの突き落としにあっさりと後ろを向いてしまい、送り出された。「(内容が)良くても悪くても、結果につながらなければ一緒。気持ちを切り替えてやっていく」と話していたが、この日も黒星。勝ち越しが厳しくなってきた。

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