14日のガーナ戦(2〇0)に勝利したサッカー日本代表は15日、千葉市内で次戦のボリビア戦へ向けた調整を行った。ピッチでのトレーニングは前日の試合で先発した11人を除く、15人で行われた。

 ガーナ戦でフル出場したMF佐野海舟は室内で調整した。前日の試合では、前半16分に自身のボール奪取からカウンターが始まると、MF久保建英を経由して、ドリブルで持ち上がり、エリア手前から絶妙なパスを左のMF南野拓実に供給。パスを受けた南野が先制点を決めて、佐野にアシストがついた。

 結果が出た一方で、少し危ないパスミスなども散見された。「自分の技術ミス。(W杯)本大会だからというわけではなくて、実際に昨日もピンチになりかけていた。それは減らさないといけない」と修正を誓った。

 W杯最終予選では、主将のMF遠藤航とMF守田英正が主にボランチのコンビを務めてきた。しかし、W杯出場を決めた今年3月のバーレーン戦以来、両選手が同時に先発した試合はなし。両選手がいない状況でブラジルにも歴史的勝利も収め、遠藤はガーナ戦でベンチと、序列にも変化が起きている。

 代表でより確固たる地位を築くため、佐野は「毎試合、自分のハイパフォーマンスを出し続けながら、どんどん違った自分を見せていかないといけない。昨日の試合は、アシストという攻撃の部分で、今までの自分とは違った部分も見せられた。

次の試合もチャンスがあったら、どんどん違ったものを出していかないといけない」と意気込んだ。

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