◆第56回日本少年野球春季全国大会・栃木県支部予選 ▽準々決勝 那須野ケ原ボーイズ5―1上三川ボーイズ(11月9日・エイジェックさくら球場)

 来年3月開催の第56回春季全国大会の支部予選が各地で行われた。栃木県支部は那須野ケ原ボーイズが4強に進出した。

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 那須野ケ原が4強入りした。先発の小山は初回に先制を許すも「ステップを半歩ぐらい狭く」と修正し5回まで0を並べた。

 試合が動いたのは6回だ。3四球で1死満塁のチャンスに6番・高橋が決勝スクイズ。一塁線にきっちり転がし「本当は打ちたかったけれど、チームが勝つためだから」と胸を張った。暴投で加点し2死二、三塁では代打の田島が中前へ2点打して突き離した。

 6回から登板の2番手・谷口は、君島洋平監督(36)が「度胸がある」と評価する右腕。期待に応え最後を締めくくった。

 強豪の上三川に勝利。指揮官は「前半は受け身に回ってしまったが、後半は攻めの姿勢が出ていた」と振り返る。2012年夏以来の全国大会出場に向け、チームの士気は最高潮に達している。

 【那須野ケ原ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※根本蒼生、小山可夢惟、伊藤悠陽、角田紘樹、山﨑琉愛、遠藤伯、四ッ谷颯士、谷口翔、吉成遥仁、小路史穏、渡邉凜、相馬豪、山本結雅、高橋翔、平山岳、君島大晴、大森陸空、田島朔空、泉井覇丘、森心優、藤田結人

 ▽1年生 大堀陽生、大岩陽太、齋藤将吾、田代和大

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