ソフトボール ニトリJDリーグ・ダイヤモンドシリーズ最終日(16日、東京・ジャイアンツタウンスタジアム)

 西地区1位のトヨタが3年連続3度目の日本一に輝いた。東地区2位のビックカメラ高崎とのリーグ発足後3度目の決勝4―2で退けた。

 トヨタ打線は、ビックカメラ高崎の先発・上野由岐子投手を攻略し、3回無死二、三塁から日本代表で2番・石川恭子遊撃手の中前二点適時打。5回には4番・山田柚葵一塁手の右中間への2ランで追加点。上野を5回途中にマウンドから引きずり下ろした。先発右腕のメーガン・ファライモが2戦連続完封勝利で導いた。

 一方のビックカメラ高崎は、前日15日準決勝で130球を投げきった上野が先発。力投を見せたが、4回1/3を投げて4失点を喫し、0―4の場面で降板。0―4の最終7回に6番・我妻悠香捕手の左越え2ランで粘ったが、3季ぶりVは果たせなかった。

 最高殊勲選手に輝いたトヨタの石川は「まさか私じゃないと思っていたのでうれしいです。(3回のタイムリーは)つないでくれたので、どうにか転がせば…と思っていた。思い切って振ってそれが落ちてくれて良かったです」と満面の笑顔を見せた。

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