連覇狙う神戸が先制　ＤＦ永戸勝也が強烈ミドル突き刺す…天皇杯準決勝
前半、先制のゴールを決め駆け出す神戸・永戸勝也（左端）（カメラ・谷口　健二） 画像（1枚）

◆第１０５回　天皇杯▽準決勝　神戸―広島（１６日・パナスタ）

　天皇杯連覇を目指す神戸が、先制に成功した。

　前半２４分、右ＣＫを獲得した。

キッカーのＭＦ広瀬陸斗がボールを入れると、こぼれ球をペナルティーエリア手前からＤＦ永戸勝也が左足を振り抜く。相手ＤＦの足にも当たりながらゴールに突き刺さり、先制に成功した。試合の主導権は握ったが、左ウイングのＭＦ東俊希を起点にする広島も多くチャンスをつくる。酒井高徳、山川哲史をはじめとするＤＦ陣が体を張って守り続けた。１点リードのまま前半が終了した。強度の高さ、セカンドボールの回収からテンポが速い攻撃を仕掛けるなど持ち味が似る部分もある両チーム。良さがぶつかり合い、前半から見応えある激しい試合展開となった。

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