◆第56回記念明治神宮野球大会第3日▽大学の部・準々決勝 立命大7―2明大=延長10回タイブレーク=(16日・神宮)

 立命大(関西5連盟第2)が、明大(東京六大学)に逆転勝ちし、2008年以来、17年ぶりの4強入りを果たした。

 0―2の5回無死に、西野啓也捕手(3年=高知)がロッテのドラフト2位・毛利海大(4年=福岡大大濠)の5球目を捉えて左越えソロを放った。

7回には1死二、三塁を作り、有馬の三ゴロの間に同点に。2―2で迎えたタイブレークの延長10回に、一挙5点を奪って勝ち越した。

 投げては、来秋ドラフト上位候補に挙がる最速151キロ左腕の有馬伽久(3年=愛工大名電)が、4回途中から登板し、6回2/3を2安打無失点、6奪三振。8回には西武ドラフト1位・小島大河捕手(4年=東海大相模)を3球三振に仕留めるなど、10者連続三振の大会新記録を打ち立てた初戦に続く好救援を演じた。

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