女優の篠原涼子(52)が、来年1月期の日本テレビ系日曜ドラマ「パンチドランク・ウーマン―脱獄まであと××日―」(後10時半)に主演することが16日、分かった。

 未決拘禁者(有罪が確定していない被疑者・被告人)を収容する拘置所が舞台。

鈴木亜希乃プロデューサーによると「約3年前に『真面目で優秀な女性刑務官が、男性受刑者を脱獄させて一緒に逃げた』という、米国で実際に起きた(事件の)ニュースを見て衝撃を受けた」ことが本作制作のきっかけになったという。

 拘置所で働くベテランの女性刑務官・冬木こずえを演じる篠原は、「ハケンの品格」の続編(2020年)以来、約6年ぶりの同局連ドラ主演。「大変光栄で身の引き締まる思いです。今回は海外の実際に起きた事件に着想を得た完全オリジナル企画ということで、大きな挑戦になると感じています」と期待感を募らせる。とある殺人犯と出会い、品行方正な生き方が崩れていく役柄には「自分に厳しく生きてきたこずえが、どう悪女へと変貌(へんぼう)していくのかに注目して」と劇的な変身ぶりを予告する。

 前代未聞の「女性刑務官×殺人犯の脱獄劇」には「毎話、二転三転する予想外な展開が続く、刺激的でスリリングなストーリーをお届けできると思います。脱獄サスペンスのスリルと、禁断のラブストーリーが絡み合う刺激的な面白さが詰まっています」と自信。「『自分だったらどうするだろう?』とハラハラドキドキしながら楽しんで見届けていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

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