フリーの有働由美子アナウンサーがMCをつとめる16日放送のテレビ朝日系「有働Times」(日曜・午後8時56分)の拡大90分スペシャルに、映画「TOKYOタクシー」(21日公開、山田洋次監督)に出演する俳優・木村拓哉が出演。有働の質問に答えた。

 有働アナは、木村がかつて“平成を抱いた男”と呼ばれていたことに触れ、「ちょっと振り向いてニコッとしただけでキャーってなる、何をやってもみんながついてくる。図に乗ることはなかったんですか?」とたずねた。

 これに木村は「いや、でもうれしいですよ、単純に」と返答。それを聞いた有働が「何か教えがあるんですか?」と返すと、木村は「大先輩に言われたひと言じゃないですかね。『俺たち生かされてるんだぞ』っていうひと言だけです」と答えた。

 それは、お笑いタレント・明石家さんまの言葉だと明かし、「俺とか私を求めてくれる人がいたり、待ってくれてる人たちがいるから、お前、できてるんだぞっていうことをボーンと言われて。ああ、確かにって」と木村。

 有働が「さんまさんに何でも相談するんですか?」と問うと、「そうですね。何でも笑いに変えてくれるので、ほんとに。一番強いかもしれないです」と答え、SMAP解散後、ソロアーティストとしての活動を決意するきっかけも、さんまだったことを明かした。

 「(16年に)グループ(SMAP)が解散して、もう自分でハンドマイクを持ってステージに立つことはないなと思っていたので、それを“笑いに変換のプロ”に聞いたら、『いや、今、お前のタイミングでまたそういう(ソロ)挑戦、オールドルーキー、めっちゃかっこええやんけ』って言われちゃって」と、さんまから言われた言葉を振り返った。

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