中日・大島洋平内野手が17日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約を更改し、4000万円ダウンの年俸6000万円プラス出来高払いでサインした。昨オフも減額制限(1億円超は40%)を大きく超える1億5000万円ダウン。

2年連続の大減俸で17年目の来季を迎えることになったが、さばさばとした表情で「6000万で判子を押してきました」と明かした。

 現役3位の通算2067安打のベテランは、今季59試合の出場で打率2割4分2厘。昨季と同じ自己最少タイの23安打に終わった。スタメンは13試合。主に代打での出場となったが「グラウンドに立ったら年齢は関係ない。どこまで自分がいけるか。40歳になってもどこまで自分が進化できるか」と、まだまだ年齢にあらがうつもりだ。

 引き際について「シーズン中もオフも少しだけ考えたりした時もある」と正直に語ったが「もう、今ここに立っている以上はない」ときっぱり。「まだまだ若手に負けないと思う日もあれば、(若手に)頑張れよと思うときも。そこの葛藤はあるけど『どっちも持っていたらいいじゃん』という感じです」と、さわやかな表情を見せた。

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