男子テニスで、17日に開幕したツアー下部大会、横浜慶応チャレンジャー(横浜・慶応大日吉キャンパス)は、大会SNSで、元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)の動画メッセージを掲載した。錦織は「こんにちは、錦織圭です。

今週から慶応チャレンジャー頑張ります。本日、大会開幕です」と、約3か月ぶりの実戦復帰を宣言。また、錦織が元トップ100の内山靖崇(積水化学工業)と練習する動画もアップし、錦織は軽快な動きを見せていた。

 16日に組まれた本戦ドローで、錦織は第1シード。1回戦は予選勝者との対戦が決まった。錦織の1回戦は17日には予定されておらず、18日以降となる。錦織が、日本国内のツアー下部大会チャレンジャー・シリーズに出場すれば、自身が初めて同シリーズに出場した2006年3月の島津全日本室内選手権以来、19年8か月ぶりだ。

 錦織は、今年5月の全仏前哨戦ジュネーブ・オープン(スイス)で腰を痛め、2回戦で途中棄権。8月のシンシナティ・オープン(米国オハイオ州)で1度、復帰したが、1回戦で敗れ、それ以降、リハビリと治療で実戦から遠ざかっていた。

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