17日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、高市早苗首相の“台湾有事”に関する答弁を巡り、中国外務省が14日夜、中国国民に日本への渡航を避けるよう呼びかけたことなどを報じた。

 番組には日中関係に詳しい峯村健司氏がリモート出演。

コメンテーターで出演の読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が「これは中国側としても幕引きをしたいというか、なんとか日本側も知恵を出して欲しいという風にはとれますか?」と質問した。

 これに、峯村氏は「私も少し前までは中国側も抑制的かなと思ったんですが、今回、自粛というより強い『避けろ』と、一番強い『行くな』に近い表現を使っているということを考えると、多分かなり強いトーンでくるだとうと。自制というよりは、今回の件はどんどんプレッシャーをかけるだろうと」と返答。

 中国側のトーンが変わったタイミングを「先週の水曜日、木曜日あたりから」とし、「色々聞いてみると、習近平国家主席の指示が降りた、強硬に行けという指示が降りたという風に聞いています」と話した。

 MCの宮根誠司キャスターが「習近平さんの強い怒りだという報道もありますよね」と指摘すると、「今、完全に“1強体制”なので、周りがどうこうではなく、習近平氏の指示、命令ですべて動く体制になっていると考えていい」と語った。

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