17日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・午前9時50分)に、映画「TOKYOタクシー」(21日公開、山田洋次監督)に出演する女優・倍賞千恵子(84)と俳優・木村拓哉(53)がVTR出演した。

 実写映画では初共演となる2人だが、2002年公開のジブリ映画「ハウルの動く城」では声優として共演している。

「周りの方が『あっ、ソフィーとハウルだ!』って言ってくださる」と木村。映画のポスターになっている倍賞演じる高野すみれが、木村演じる宇佐美浩二と腕を組んでいるシーンの撮影の際は「うわっ、リアルソフィーとハウルだ!みたいな。倍賞さんとご一緒させていただいたからこそ生まれる、皆さんがとらえてくれる角度っていうのがあるんだなと。今回ものすごくたくさんの声をいただきましたし」と話した。

 倍賞は「あれはさ、カメラマン(繰上和美氏)に『幸せそうに!』『幸せそうな!』って何度も言われて。だからそれをすごく意識して『幸せって何だろうな?』って思いながらやった時の写真かな」と明かし、「腕がとっても温かかった。それで、ふっと幸せそうになれた」と撮影の際の思い出を語った。

 また、タクシー車内でのシーンについて倍賞は「すごくね、バックミラー全体に(運転手役・木村の)目だけが映る時があると、『うわ~、すごい目ヂカラ!』って思いましたね。だいたい、目の細い人、小さい人とのお仕事が長かったから」と、映画「男はつらいよ」シリーズで共演した“寅さん”渥美清を連想させる感想をおちゃめに話すと、木村が思わず「やめてください! それはツッコミづらいですよ!」と返す場面もあった。

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