17日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・午前9時50分)に、映画「TOKYOタクシー」(21日公開、山田洋次監督)に出演する女優・倍賞千恵子(84)と俳優・木村拓哉(53)がVTR出演した。

 映画ではタクシーの車内で初恋について語るシーンがある。

それにちなみ、それぞれの初恋について質問。木村は「いつだろう、小4かな。(どんな相手?)言えないよ~(笑)」と言いながら、「同級生かな。(好きになったポイント?)今、思い出すと恥ずかしいんですが、すごく日焼けしていて、元気な子でした。それは覚えてますね」と振り返った。ちなみに、その初恋は「実っていない」そうだ。

 一方、倍賞は「中学生の時かな。同級生のブラスバンドやってる人で、クラリネットを吹いてたのね。土曜日とかになると、太鼓たたきながら吹いてて、制服を着て、マントを着て、高下駄(げた)を履いてたの。その音が聞こえると、住んでたのが下町で雨戸があるんだけど、雨戸の穴からその人を見るの」と懐古。このドラマのワンシーンのようなくわしい描写に木村は思わす「すごいディテール!」と感嘆した。

 続けて、倍賞が「音がドンドン聞こえてくると穴のところに行って見ていて、かっこいいなあって。

すごい制服の似合う人だったのね」と話すと、木村は「その思いは伝えたんですか?」と質問。倍賞は「全然、伝えない」と答えていた。

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