DOMOTOの堂本光一(46)が、来年2月27日公開の「劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編」(菊地康仁監督)で、アニメ映画の声優に初挑戦することが17日、分かった。

 スライムに転生した元サラリーマンの主人公・リムルが、仲間たちと理想の国づくりを目指して奮闘する大人気シリーズ。

劇場版第2弾となる本作は、水竜を「守り神」と崇(あが)める、海底にある国・カイエン国を舞台とした異世界ファンタジーを描く。

 光一が声優を務めるのは、2006年テレビアニメ「獣王星」(フジテレビ系)以来で、アニメ映画は初めて。「ファンの方も多い『転スラ』に参加することができて、大変光栄に思っています」と人気シリーズの仲間入りを喜ぶ。

 劇中ではカイエン国の大臣で、リムルとその仲間たちと関わっていく重要人物・ゾドンの声を担当。劇場版オリジナルの威厳のあるキャラクターで「今まで演じたことのないような“ゾドン”という役柄をやらせていただけたことを、うれしく感じています。アフレコもすごく楽しませていただきました。ぜひ多くの方にワクワクしながらご覧になっていただきたい」と手応えをのぞかせる。

 水竜に祈りをささげる巫女・ユラ役を声優の大西沙織、カイエン国の宰相・ジース役を声優の遊佐浩二が務める。

 ◆「転生したらスライムだった件」 伏瀬氏による同名人気小説のコミカライズで、関連書籍の全世界シリーズ累計発行部数5600万部突破の大人気シリーズ。ファンからは“転スラ”の愛称で親しまれる。18年からアニメ化され、22年公開の劇場版第1弾「―紅蓮の絆編」は国内動員数100万人超、興収14億円を記録する大ヒットとなった。

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