モデルでタレントのアンミカが18日、都内で行われた宝島社「大人のおしゃれ手帖」主催 第3回「更年期川柳」授賞式に出席した。

 審査委員長を務めたアンミカは「こうやって更年期川柳があって、みんなで共感したり、クスッと笑ったり、考えさせられたりできるのがステキだなと思いました」。

川柳や俳句など「五・七・五」が苦手だと明かし「こんな短い表現で、苦しみ、迷いをユーモラスにできて、応募された方々心から尊敬しますし、審査させていく中で笑顔の観覧車がグルグル回りました」とはにかんだ。

 アンミカは30代前半に甲状腺の機能が低下する「橋本病」を発症。更年期の症状を経験しており、「大事だと思うのは、春夏秋冬って人生に季節があると思ったら、新しい『更年期』という季節が加わったという考え方で過ごしてみる。人生の通過点だと思っていて、自分の体の声を聞くようになったらむちゃくちゃ生きやすいです」と語った。「あなただけじゃないっていうだけで全然違います。みんなと心の手をつなげる最高の症状だったりするかもしれません」と更年期に悩む人へエールを送った。

 多くの方が抱える更年期症状を共有するきっかけとなり、前向きに更年期を過ごしてほしいという思いから創設された同イベント。3回目の今年は昨年の約2倍、過去最高の5307作品の応募があり、ペンネーム・けんちゃんの「旦那より AIある励まし 目が潤む」が金賞を受賞した。

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