大相撲九州場所10日目(18日・福岡国際センター)

 横綱・大の里(二所ノ関)が初黒星を喫した。幕内・義ノ富士(伊勢ケ浜)との立ち合いで右を差せないと一気に後退し、そのまま押し出された。

連勝が9で止まり「また集中していく」と多くを語らなかった。初顔合わせだが日体大時代にライバル・日大の義ノ富士とは対戦経験がある。そのことについては「また明日頑張る」と話すにとどめた。

 1敗の関脇・安青錦(安治川)に並んだ。2場所連続優勝へ佳境となる11日目へ向け「5日間集中していきたい」と引き締めた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「悪い癖が出てしまった。圧力があるから引いてしまった。痛い負け」と指摘した。

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