◇国際親善試合 日本代表3―0ボリビア代表(18日・国立)

 サッカー日本代表(FIFAランク19位)が、ボリビア代表(同76位)を破り3連勝を飾った。

 同国とは過去2勝1分けで4度目の対戦だった。

前半4分、中盤でボールを奪うと、MF遠藤航から右サイドのMF久保建英へパス。久保のクロスにペナルティーエリア手前にいたMF鎌田大地が反応し、胸トラップ。左足を振り抜くとゴール右隅に突き刺さり、幸先良く先制に成功した。

 守備では中央の谷口彰悟、右の板倉滉、左の瀬古歩夢と3バックが安定した連係を見せて対応。DFの裏を狙って走り込んでくる場面はあったが、決定機はつくらせなかった。前半でのピンチは、同30分にパスカットを受けてシュートを放たれた1度のみ。相手にボールを持たれても即時奪回のスタイルで戦い、主導権を握り続けた。

 後半開始からはMF堂安律が投入された。同8分には相手のパスミスを堂安がカットし、FW小川航基にパス。合わなかったが、攻撃に絡んでチャンスメイク。

 ボリビアも多彩なクロスからチャンスを増やしたが、後半21分、日本はMF中村敬斗、MF町野修斗、FW上田綺世を一気に投入。3枚替えで再度押し込む流れをつくると、4分後に中村のクロスから町野が追加点。

采配が的中し、再び日本代表がペースをつかむ。同33分には中村もエリア内で個人技を見せ、自らも得点。3点を奪い、勝負を決定づけた。

 年内最終戦となった試合を、3得点の快勝で締めた。

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