◇国際親善試合 日本3―0ボリビア(18日・国立)

 日本はボリビアに3―0で勝利し、森保一監督の指揮100戦目、年内最終戦を勝利で飾った。前半にMF鎌田大地のゴールで先制すると、後半に途中出場のFW町野修斗、MF中村敬斗が加点した。

 森保監督の試合後の会見での主な一問一答は以下の通り。

 ―100試合目の指揮を、勝利で飾る。

 「私がひとりで100試合をやってきたわけではない。選手、スタッフ含めて、チーム一丸となって一戦一戦戦っていく気持ちでここまできた。とくに自分の中での感慨はないのが正直なところ。しかしながら選手、スタッフもサポーターの皆さんも含めて、たくさんの方々に祝っていただき、本当にいろんな人に支えられてここまでこられている。感謝の思いでいっぱい」

 ―ベースである、切り替えのところは就任以来、徹底してきた。

 「ベースの部分の、チーム一丸となってタフに最後まで粘り強く戦うこと。今日で言えば、決して流れがいいとは言えない試合だったが、選手たちがやり続けることを実践してくれた。全員で攻守で、ハードワークする部分や、ミスは必ずおこるので切り替えをしっかり早くやっていくという部分で、選手たちが実践してくれて、チームのコンセプトが多くの選手に浸透していっている」

 ―2点目が入ったシーンで、選手の歓喜の輪に入って喜んだ。

 「感謝の気持ちでいっぱいです。というのも、今日、試合前のミーティングで、私自身(100試合のことは)触れなかったが、名波コーチが100試合のことに触れてくれたり。

試合に向けて、ロッカーで円陣を組んでピッチに出るときも、遠藤キャプテンが私の100試合に触れて、勝ってお祝いをしようということを言ってくれた。2点目が入った後に、選手と目が合って、来い来いって、これお祝いしてもらえるんだなって、円陣に入って、一緒に喜ばせていただいた。選手たちのやさしさ、思いやってもらえて、本当にありがたい。選手たちには選んであげられる選手、あげられない選手もいる中で、祝ってもらえるということで、競争を厳しくみている私にも温かくしてもらえるのは、ありがたくうれしいこと」

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