◇国際親善試合 日本代表3―0ボリビア代表(18日・国立)

 サッカー日本代表(FIFAランク19位)が、ボリビア代表(同76位)を3―0で破り、3連勝を飾った。

 途中出場からチームを活性化させた。

FW町野修斗は後半22分から、FW上田綺世とMF中村敬斗とともに、右シャドー(1・5列目)で出場。途中出場の3人が前線を組むと、同26分に中村のパスを膝で押し込んで、貴重な追加点を決めた。

 代表通算5点目に「止まらずに点を取れる所に走り続けたのが大きい。やっと(結果を)残せたし、僕自身必要だったのでうれしい」。昨季はドイツ1部で2ケタ得点を記録したことから、「シャドーで出てもアシストを増やそうとかは僕自身思っていない。ゴールという数字を残したいと思っていた」と点取り屋の矜持(きょうじ)も見せた。

 自身の得点後、選手は森保一監督のもとに駆け寄り、抱き合うという光景も見られた。「点を取ったら行こうよと言う話はしていた。(鎌田)大地くんの(先制点の)時は逆サイドで難しかったんですけど、僕がとったときに行った」と経緯を明かした。しかし、自身が代名詞の“忍者ポーズ”を決める中、他選手は指揮官のもとに行ったため祝ってくれる選手が少なく「1人でした…」。ただ、森保監督のA代表通算100試合目の指揮を飾る一発に「並大抵のことじゃない。100試合って今までないですし、そこはシンプルにすごい。

その試合を3―0で、守備もそうですし、前線の選手も3点を取れたのは大きい」と喜ぶことも忘れなかった。

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