◇国際親善試合 日本3―0ボリビア(18日・国立)

 日本はボリビアに3―0で勝利し、森保一監督の指揮100戦目、年内最終戦を勝利で飾った。前半にMF鎌田大地のゴールで先制すると、後半に途中出場のFW町野修斗、MF中村敬斗が加点した。

 森保監督は試合後の会見で、来年6月開幕のW杯本大会に向け、選手選考、チームづくりなど、今後のロードマップについて言及した。

 「これまでのことが、これからも起こるとは思わない。今の勝率以上のものを目指して、残りの3月の活動とW杯本大会に向かわないといけない。今日の試合の勝利が次の勝利を約束するものではない。これまで通り、一戦一戦、勝利を目指して戦う。勝ちにこだわって戦うところを忘れてはいけない」とまずは気を引き締めた。

 その上で、「選手をどうやって固めていくかは、W杯直前まで固まらないだろうと思っている。それは今の代表チームのけが人を見ていただければ分かると思う。この選手を中心にとか、活動の中で自然と出てくるものではあるが、何が起こるか最後の最後まで分からない。選手にはけがをしてもらいたくないし、試合のプレー環境においても、充実したプレー環境で、これからもできることを願っている。アクシデントがないことを願っている」と続けた。

 当初は「9月から、チームをだんだん固めていく、新たなフェーズかなと思っていたが…」としながら、「けが人であったり、まだまだ見たい選手がいたり。

一気に切り替わって、より力のある選手、1年後に向けて成長を期待できる選手も含め、幅を広げながら、チームの戦術の浸透度を図っていく(方針に)。最後にコンディションがいい選手を選んで、一気にW杯直前で(メンバーを)固めていくことが今の日本代表としては一番いいチームの固め方」と考えを示した。

編集部おすすめ