18日午後5時43分すぎ、大分市佐賀関田中で大規模な火災が発生し、約170棟の建物が焼損する被害が出ている。76歳の男性が安否不明。

消防と自衛隊による消火活動が続いている。市によると、焼損面積は約4・9ヘクタール。

 火災は佐賀関田中の住宅密集地で発生。強風にあおられ、延焼が急速に拡大し、住宅や倉庫など約170棟のほか、山林にも燃え移った。現場では消防車両が多数出動し、徹夜での消火活動を行ったが、鎮火の見通しは立っていない。

 消防庁では、建物の焼損面積が3万3000平方m以上の火災を「大火」と定義。1976年10月、山形県酒田市では、8・8万平方m、約1774棟を消失する戦後最大級の市街地火災が発生している。

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