◆第56回明治神宮野球大会最終日▽大学の部・決勝 青学大4―0立命大(19日・神宮)

 決勝が行われ、立命大(関西5連盟第2)は青学大(東都大学)に敗れ、初優勝を逃した。

 先発した遠藤翔海(4年=京都共栄学園)が5回まで2安打無失点と好投も、6回に1死二、三塁を招き、4番の渡部海捕手(3年=智弁和歌山)に左中間へ3ランを被弾した。

7回から来秋ドラフト上位候補左腕・有馬伽久(3年=愛工大名電)が登板も、無死二塁で右前適時打を浴びて失点。打線は中日ドラフト1位の中西聖輝(4年=智弁和歌山)に2安打完封され、17三振を喫した。

 10年ぶりの出場となった今大会は、1回戦で有馬が10者連続三振の大会新記録を打ち立て勝利。準々決勝では、明大(東京六大学)との3時間を超える熱戦を逆転で制した。準決勝では名城大(北陸・東海3連盟)を破り、同校初の決勝に進出。連盟として1997年の近大以降遠ざかっている大会制覇を狙ったが、前年覇者に阻まれた。

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