バレーボールのSVリーグの大河正明チェアマンは19日、都内で取材対応し、2026~27年シーズンに開催方針のタイでの公式戦について、進展状況を示した。「今年中にサインしたい。

場所と日程から決めていく」と見据えた。SVリーグとしては、来季のレギュラーシーズンの1節として男女ともに週末の2試合で想定。会場と日程が固まり次第、リーグから参加したいチームを募集するという。

 タイ側からは代表戦で女子も人気が高いため、要望があったという。サッカーやバスケットボールでは海外から有望選手を引っ張ってきて、海外のファン獲得につなげていることが多いが「バレーは日本人が海外で人気があるのが強み」と大河氏。男子の大阪Bが開幕前の9月に「パナソニックエナジー SVリーグワールドツアー」として開催し、東レ静岡とともに参加して盛り上げている。今後はタイのほか、日本バレーの人気が高いフィリピンやベトナム、インドネシアなどを軸に、海外での試合開催も模索していく。

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