大相撲 ▽九州場所11日目(19日、福岡国際センター)

 横綱・豊昇龍(立浪)が2敗を守った。同級生で同期の関脇・王鵬(大嶽)との一番。

立ち合いで右を差して、一気に走って寄り倒し。「前に攻めようと思っていて、いい感じで相撲を取れた」と振り返った。

 1差で追っていた横綱・大の里(二所ノ関)と関脇・安青錦(安治川)がともに敗れ、トップで並んだが「そこは気にしていない。一日一番集中して頑張る」と語った。

 幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「圧勝だった。これぞ横綱という相撲だった。安定感もあるし、息を吹き返してきた」と評価した。

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