俳優の反町隆史大森南朋津田健次郎(54)が来年1月14日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「ラムネモンキー」(水曜・後10時)でトリプル主演することが19日、分かった。

 同局系「コンフィデンスマンJP」「リーガルハイ」シリーズなどのヒット作で知られる古沢良太氏(52)のオリジナル。

中学時代に映画研究部でカンフー映画に夢中だった通称・ユン(反町)、チェン(大森)、キンポー(津田)と香港スター好きを想像させる3人が、社会人生活を送る中で37年ぶりに再会。憧れだった顧問の女性教師の行方を追う。関係者によると、タイトルの由来は後日明かされる。

 大手商社のビジネスマン役の反町は、古沢の作品に初出演。「生み出す独特の世界観にいつも魅了されてきたので、今回その世界の一員として撮影に臨めることが本当に楽しみ」と心待ちにする。

 「リーガルハイ」やNHK大河「どうする家康」など、古沢作品の常連でもある大森は、今作では売れない映画監督役。「きっと今回もまたいっぱいしゃべるんだろうな(笑)と思っていましたが、読んだら止まらない面白さでした!」と台本を読んだ感想を明かす。

 漫画家を目指しながらも断念した理容師役の津田も、反町と同様に今作が初めての古沢作品。「うれしかったです! 反町さん、大森さん、古沢さんという本当に素敵な方々とドラマを作れることにワクワクしています」と喜んでいる。

 脚本・古沢良太氏は、地上波民放連ドラを手がけるのは「コンフィデンスマンJP」シリーズ以来となる。「中二病全開だったころの自分を、恥ずかしく葬り去りたいとずっと思っていたけれど、いつしか眩(まぶ)しく取り戻したいと思うようになっていました。そんな恥ずかしい気分で、迷える大人たちのちょっと変わった話を書きまして、素晴らしい方々が集まってくださいました」と物語誕生の経緯を語る。

 「こっそり見てください。恥ずかしい気分になるかもしれませんので。だってどうせみんなも永遠の中二病でしょう?」と呼びかけた。

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