タレント・はなわが20日、都内で著書「柔道3兄弟と天然ママと僕~はなわの楽しい子育て~」(徳間書店、22日発売)の出版記念会見を行った。

 2003年、シングル「佐賀県」が大ヒットし、年末のNHK紅白歌合戦にも出場。

「2003年のはなわはすごくて、今でいう目黒蓮くん」と人気アイドルの名前を挙げ、会場の笑いを誘った。当時の営業は1日8本。睡眠時間は移動時間のタイミングだけの日もあったという。「円形脱毛症になりました。メンタルの部分がやられました。身の丈以上の仕事をしていた。子どもたちにもいつも伝えています。『俯瞰(ふかん)して自分を大切にしないといけない。つらい時は口に出そう』って」と真剣な表情で語った。

 芸能生活30周年を迎えた。報道陣から今後の目標を問われると、「僕は毎年、絵馬に『紅白歌合戦出場』と書きます。今年も残念ながらもれました。

はなわだと思ったら、『HANA』だった。紅白を目指して頑張りたいです」と笑い飛ばした。

 同書は、芸能生活30周年、結婚25周年を記念して発売。柔道3兄弟として知られる子どもたちを育てたはなわ流子育て、夫婦仲をたもつヒケツや弟でお笑いコンビナイツの塙宣之との対談も収録されている。

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