大阪府吹田市「EXPOCITY」で(株)海遊館が運営する、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」では、10月1日に、マタコミツオビアルマジロの子ども(1匹)が誕生した。同館は20日、バックヤードでの成長期間を経て、周囲の環境にも慣れてきたため、21日より2階「うごきにふれる」ゾーンにて時間限定の展示を開始することを発表。

また、同日よりこどもの愛称投票を実施することも合わせて発表した。

 マタコミツオビアルマジロの子どもは誕生以来、母親に寄り添いながらバックヤードで過ごし、すくすくと順調に成長。現在は目も開き、ペレットや、果物・さつまいも・ゆで卵のペーストなど、母親と同じエサも食べるなど、少しずつ離乳が進んでいる。21日以降は、子どもが「うごきにふれる」ゾーンの環境に徐々に慣れるよう、16時から閉館時間までの時間限定で展示。子どもの活動状況によっては、母親のあとを追って歩く姿や、小さいながらも砂を掘るうごき、丸まる様子などを見られるという。

 さらに、飼育担当キュレーターが考えた5つの候補から、一般投票で愛称を決定する「愛称投票」を21日~12月12日まで実施する。

【愛称投票について】

▼投票期間=11月21日~12月12日

▼愛称候補

〈1〉マルモ=丸くなって自分の身をマモル習性にちなみ、3文字の組み合わせから。

〈2〉ハナマル=元気に生まれてきてくれたことに「花丸」をあげたいという思いから。

〈3〉イチマル=ニフレル10周年に誕生した子どもなので、「1」と「0」の組み合わせから。

〈4〉マルマル=両親の名前につく共通の「マル」を重ねた音から。

〈5〉クルミ=丸いフォルムや硬い殻、同じ色合いから。

▼投票方法=ニフレルWEBサイトの「イベント&ニュース」より、だれでも参加可能。

愛称発表は12月13日にニフレル公式WEBサイトやSNS(X、Instagram)で発表する。

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