ゲフィオン(牝2歳、栗東・辻野泰之厩舎、父エピファネイア)が11月23日の京都5R・2歳新馬(芝1800メートル)でデビュー勝ちを狙う。祖母は名牝エアグルーヴで母グルヴェイグ、半姉のアンドヴァラナウトは重賞ウィナー。

近親にもドゥラメンテ、アドマイヤグルーヴのG1馬など活躍馬がズラリと並ぶ良血だ。「いいキャンターをするので、芝でいいだろうなと思います」と辻野調教師は手応えをにじませた。

 父母ともにトレーナーが調教助手時代に所属していた角居厩舎出身と、ゆかりの深い血統でもある。2週前、1週前はCWコースで負荷をかけ、19日は栗東・坂路を余力十分に54秒0―12秒8。軽快な動きを見せている。「血統的に晩成タイプですが、同じ時期のお母さんよりもしっかりしています。ここでいい競馬ができれば先々が楽しみになりますね」と期待に胸を膨らませた。

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