俳優で歌手の亀梨和也が20日、来年の放送が決定したテレビアニメ「神の雫(しずく)」(TOKYO MX、BS日テレ、関西テレビ)の製作発表会に出席した。

 原作は亜樹直氏の同名漫画で、幻のワイン「神の雫」をめぐる心揺さぶる人間ドラマ

2009年に日本テレビ系でドラマ化。23年には日仏米共同製作の国際連続ドラマ「神の雫/Drops of God」(Huluほか)シーズン1が放送された。

 09年のドラマに続いて主人公の神咲雫を担当する亀梨はオファーに「あ、アニメ化になるんだという喜びを感じた。またお話をいただけると思っていなかった。ドラマで演じて、またアニメでお声をかけていただくのはご縁を感じた」と笑みを浮かべた。

 声優の経験は少なく「初めてのことだらけで自分に務まるのかなと悩ませていただいたけど、同じセリフ、このシーンと久しぶりだなと感じながら」アフレコに取り組む。これまで多く出演してきたドラマ、映画との違いを「ドラマはどこかで自分の間合いだったり呼吸があるけど、(アニメは)この枠内にいれていかなきゃいけないし、止まることなく一連で撮っていく」。「最初はモニターを見ていると(台本の)めくりが間に合わない。1本のマイクを雫用にしてもらって、これ以上は前に出ちゃ行けないという線をテープで貼ってもらって…」と苦労も語った。

 23年の配信ドラマには、亀梨とユニット「修二と彰」を組み親交の深い山下智久が出演。「山Pと会って、お互い自然と『神の雫』のつながりを感じていて、今日はワインだよね。2人で贅沢(ぜいたく)なワインをいただいた」と明かした。

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