日本ハムの進藤勇也捕手が20日、本拠エスコン内で契約を更改。100万円増の1200万円(金額は推定)でサインした。

 今季は1軍で13試合の出場。10試合でスタメンマスクをかぶったが、打率7分7厘とバットでは結果を残せなかった。「現段階だと守備型のキャッチャーだと思うので、しっかり打ちたい。キャッチャーの中で打てるというよりも、野手の全体を見た中でバッティングがいいって言われるぐらいのキャッチャーになりたい。長打を求めていきたなと思っています」と来季を見据えた。

 伏見のトレード移籍が決まり、来季はチャンスが増えそうだが「(伏見)寅威さんのトレードに関しては、トレードになったからっていうのはあんまりないですね。トレード関係なく、僕はもうやるって決めてたので」と語った。

 シーズン終盤には、達とのコンビで完封勝利。CS最終Sでも達が先発した初戦と最終戦でスタメンマスクをかぶった。「ああいう一発勝負の中で試合に出させてもらえたことで、1点の重みであったり、打者1人、1球の重みをすごく感じることができました」。しびれる経験を生かし、来季は正捕手取りに挑む。

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