安青錦が２敗を守る　連敗を回避し、首位守る　欧勝馬に勝利で新入幕から５場所連続２桁勝利
欧勝馬（左）を浴びせ倒しで下した安青錦（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

◆大相撲九州場所１２日目（２０日・福岡国際センター）

　新関脇・安青錦（安治川）は、西前頭４枚目・欧勝馬（鳴戸）を浴びせ倒し、１０勝２敗で首位を守った。過去１勝０敗の相手に、低い姿勢から左でまわしを取ると連続の投げで、相手を崩し、白星。

これで、新入幕から５場所連続で２ケタ勝利とした。

　前日の敗戦を引きずらなかった。東前頭５枚目・義ノ富士（伊勢ケ浜）の強烈な突っ張りに、全くいいところなく敗れた。低い姿勢を崩さないところが強さの源だが、上体を起こされると厳しい展開となる。「足がそろってしまい、全部起きてしまった」と反省。「あと４日間あるので切り替える。自分の相撲に集中してやるだけ」と、修正して白星とした。

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