新潮社出版部執行役員の中瀬ゆかりさんが20日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に曜日コメンテーターとして生出演。安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告の裁判員裁判で、19日に弁護側証人として出廷した被告の妹が被告とともに世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者で1億円以上の献金をしてきた母親のもとで生きてきた苦しみを打ち明け、「私たちは教団に家庭を壊された被害者。

徹也は絶望の果てにあった」などと話したことについてコメントした。

 「本当に子供に選択肢や決定権がない幼い時からしわ寄せが全部、重く子供にのしかかって。本来なら家庭や親が守ってくれるところで、まさに人生を奪われたようなことになったわけですよね。一番上のお兄さんも自殺していたり」と話し出すと「これを軽々に理解できるとも言えないくらい重いことが彼女たちに起こっていたんだなってことしか分からないんですけど、宗教2世が苦しむ構造、子供たちが苦しむ構造を長年、放置していたというのがあるわけで、それは社会が考えていかなければいけない問題であるのは間違いないです」と続けていた。

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