男子テニスで、17日に開幕したツアー下部大会、横浜慶応チャレンジャー(横浜・慶大日吉コート)は、21日の試合日程を発表。ベスト8に進出した第1シードで元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)の準々決勝は、3番コート第2試合に入った。

第1試合は午前11時の開始予定。準々決勝では、同288位で第8シードの内田海智(富士薬品)と対戦する。

 内田は、錦織と同様に、日本テニス協会の盛田正明名誉顧問が設立した盛田テニス基金の援助を受け、米フロリダにあるIMGアカデミーに留学した。ジュニア時代は、2011年ウィンブルドン・ジュニア、12年全米オープン・ジュニアでベスト4入りした。

 錦織は、今年5月の全仏前哨戦ジュネーブ・オープン(スイス)で腰を痛め、2回戦で途中棄権。8月のシンシナティ・オープン(米国オハイオ州)で1度、復帰したが、1回戦で敗れ、それ以降、リハビリと治療に専念していた。錦織は1回戦後の会見で、腰のけがについて「疲労骨折のような骨の問題」と明かしている。

 錦織が、日本国内のツアー下部大会チャレンジャー・シリーズに出場したのは、2006年3月の島津全日本室内選手権以来、19年8か月ぶりだ。

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