大相撲九州場所12日目(20日、福岡国際センター)

 史上5位の24度の優勝を誇り、日本相撲協会の理事長を2度も務めた元横綱・北の湖の小畑敏満さんが「直腸がんによる多臓器不全」のため62歳の若さで亡くなってから20日でちょうど10年になった。

 2015年の九州場所13日目だった。

福岡国際センターで倒れ市内の病院に運ばれ、そのまま午後6時55分に息を引き取った。

 当時を振り返って八角理事長は「あっという間ですね。激動でしたよ。同じ北海道出身として横綱といえば北の湖さんだった。北の湖さんしかいなかった。人が良くて、みんなを守った人、執行部で一緒にいて、何でも教えてもらった」としみじみと話していた。

編集部おすすめ