大相撲九州場所12日目(20日・福岡国際センター)

 幕内・千代翔馬(九重)が勝ち越し。幕内での給金直しは初場所以来だった。

豪ノ山(武隈)の激しい突きに耐えて、上手投げ。「勝って良かった。一番一番集中できている」とうなずいた。

 名古屋場所は1勝14敗で、先場所は十両を戦った。「春場所は腰が悪くて、夏場所は気持ちが乗らず4勝。名古屋場所は力が入らなかったが諦めずにやってきてよかった」と振り返った。34歳のベテランは「先輩もまだやっている。先に辞めないようにしたい」と長い現役にこだわっていた。

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