大相撲九州場所12日目(20日・福岡国際センター)

 幕内・金峰山(木瀬)が5勝目。元大関の御嶽海(出羽海)を突いて前に出ると最後は寄り切った。

一時は1勝5敗と低迷も、5勝7敗まで星を戻し、「落ち着いていた。体が動いていた」とうなずいた。

 しこ名の由来は師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)の地元の熊本市にある山。数日前にはパネルを持った熱狂的な金峰山ファンのちびっ子に取組後にサインと記念写真を撮った。「声援はありがたい」と感謝。九州場所に縁のあるカザフスタン出身の心優しき男は、勝ち越しを最後まで諦めない。

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