大相撲 ▽九州場所第12日(20日、福岡国際センター)

 東前頭15枚目・錦富士(伊勢ケ浜)は同8枚目・一山本(放駒)に突き落とされ、4敗目を喫した。立ち合いから押し込み、突っ張って前に出たが、一山本に土俵際で右に左に逃げられ、最後は突き落としで逆転を許した。

「前に圧力がかかっていたので、いくしかないという気持ちだった。最後攻め急いだところはあったけど、仕方ない」と肩を落とした。

 優勝争いで2敗の大の里、豊昇龍、安青錦を1差で追って12日目を迎えていた。痛い黒星となったが「残念ですね。負けたのは悔しいけど、明日につながる相撲ではあると思う。立て直していきたい」と切り替えた。

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