大相撲九州場所13日目(21日・福岡国際センター)

 連覇を目指す横綱・大の里(二所ノ関)は、新関脇・安青錦(安治川)を寄り切り、2敗で首位を守った。過去2連勝の相手に右を差し、一気に圧力をかけて出ていった。

 横綱になって初の2連敗を喫したものの、前日の関脇・王鵬(大嶽)戦は、気持ちを切り替えての白星だった。右で前まわしを取ると、左のおっつけで一気に寄り切った。「吹っ切れて思い切りできた」と振り返った。「残り3日間で星を伸ばせるように頑張る」と話していたが、この日は2敗同士の“首位決戦”で白星。2場所連続Vへ、さらにギアを上げる。

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