琴桜が豊昇龍に敗れ、７勝６敗　大の里と安青錦との対戦残し、苦しい土俵続く
琴桜（左）を寄り切りで下した豊昇龍（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

◆大相撲九州場所１３日目（２１日・福岡国際センター）

　大関・琴桜（佐渡ケ嶽）は、横綱・豊昇龍（立浪）に寄り切られ、７勝６敗となった。先場所に勝利を挙げた相手だったが、右四つから下手投げをこらえたが、寄りを耐えられなかった。

　苦しい土俵が続く。７日目までは、２勝５敗と苦しい土俵だったが、５連勝で盛り返し、給金を直すのにあと１勝としていたが、横綱の壁にはばまれた。前日は新鋭の東前頭５枚目・義ノ富士（伊勢ケ浜）を土俵際で、はたき込み白星を拾った。「（残っている）感覚はあった。気を抜かずにいった」と振り返った。先場所１３日目の豊昇龍戦で、右膝の靱帯(じんたい)を損傷。出場が危ぶまれたが、何とか出場にこぎつけた。「万全じゃないから負けていいわけじゃない」と話しているが、この日は白星とならなかった。

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