フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦 フィンランディア杯 第1日(21日、ヘルシンキ)

 26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンのGPシリーズ最終戦が開幕。ペアのショートプログラム(SP)が行われ、第4戦のNHK杯(大阪)で4位だった長岡柚奈、森口澄士(木下アカデミー)組は67・53点。

5位で22日のフリーに進んだ。 

 NHK杯では自己ベストの71・52点をマークしていた「ゆなすみ」。SPは冒頭のツイストリフトを鮮やかに決めると、サイドバイサイドの3回転ループで森口が手をついたが、スロージャンプを着氷。スピンのズレなどがあったものの、今大会目標とかかげる表彰台圏内に2・66点差、1位もドイツのペアが70・40点と視界に捉えている。

 長岡、森口組は今季、五輪最終予選で日本勢2組目となる出場枠を自力で確保。世界チャンピオンの「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組との五輪出場を目指している。

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