21日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所について同県の花角英世知事がこの日、再稼働の容認を正式に表明したことを報じた。

 今回の動きについて、キャスターの大越健介氏は「新潟県知事が原発再稼働容認という決断を下しました。

日本のエネルギー政策にとっても大きな節目ですね」と、まず報じた。

 その上で「(花角知事の)判断の背景には日本の電力事情、エネルギー事情というのがありますよね」と口に。「賛否が分かれる中ではありますけれども、花角知事は手順を慎重に踏んだ上で再稼働を容認するという重い決断を下しました」と続けると、「同時に私たちは想定を超える事故が現実に起きうること、その際には多くの人たちの暮らしが奪われてしまうことを、あの福島の体験で知っている国民でもあります。厳重な安全管理を担う東電と国の責任は言うまでもありませんけれども、それをしっかり監視していく、関心を持って見続けていく責任というのは地域の住民だけではなくて、受益者である私たち一人一人にもあることも、しっかり自覚したいと思います」と話していた。

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