フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦 フィンランディア杯 第1日(21日、ヘルシンキ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本勢は第3戦を制した千葉百音(木下グループ)が72・89点で2位発進。第1戦3位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が61・42点で5位、松生理乃(中京大)が61・26点で6位だった。

 今大会表彰台ならGPファイナル(12月、名古屋)進出を決める千葉は、冒頭の3回転フリップ―3回転トウループを着氷でこらえると、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツを降りた。演技は硬い表情のままながら、表彰台圏内でフリーへ進んだ。住吉は、3位まで3・74点差。フリーでファイナル進出に挑戦する。

 第2戦を制したアンバー・グレン(米国)が75・72点でトップ。上位2人が抜けた形で、互いにGPシリーズ2連勝を狙う。日本勢女子は、中井亜美(TOKIOインカラミ)と坂本花織(シスメックス)がすでにGPファイナル進出を決めている。

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